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シリア情勢懸念でやや売り優勢
11日午前の東京市場は反落、日経平均は43円安です。売り買い交錯で始まった後、朝方は小幅安でスタートしたあとはシリア情勢に対する懸念でやや売り優勢に傾きました。週末にSQを控え高値圏にある銘柄への買いが手控えられており、このところ人気を集めていた中小型株や内需株に値を崩すケースも散見されます。米中貿易摩擦への警戒が和らぎ、フェイスブックのザッカーバーグCEOの議会証言でアク抜けが期待されましたが、こうはいきませんでした。
中小型は材料出ても伸び悩む
ピックアップ銘柄もソウルドアウト(6553)、シグマクシス(6088)、ヤクルト(2267)、シスメックス(6869)も利益確定売りに押されており、いましばらく様子を見る必要がありそうです。デイトレ候補も中小型が主体だけに材料が出ても伸び悩むケースが目立ちました。ただ、サムシングHD(1408)が連日でストップ高に買われるなど、全般膠着感が強まるなか、一本立ちしてくる銘柄もありますので、地合い見合いで随時候補を取りあげていきたいと考えています。
花咲 翁
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