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日米首脳会談前に買い手控え
17日午前の東京市場小動き、日経平均は3日続伸ながらわずかに1円86銭高で、一時マイナスに沈む場面もありました。やはり、日米首脳会談を前に買い手控えムードが強く、前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆572億にとどまり、方向感に欠ける展開です。前日のNY株は急反発しましたが、為替が円高に振れたことが重しになりました。
値下がりリスクを回避へ売り急ぐ動き
内需ディフェンシブセクターが物色され指数こそプラスですが、東証1部の値下がり銘柄数は1387と値上がり583を大きく上回っています。前日に続いて主力株が弱含み、新興銘柄を中心に急落する銘柄が目立つなど、値下がりリスクを回避するために売り急ぐ動きが見られ、高値圏にある中小型株には注意が必要な状況が続いています。
後場一段高銘柄を狙う
結局は日米首脳会談待ちで、後場も手控えムードの強い展開が続くでしょう。前日と同様に全般膠着感が強まれば、強い値動きをみせる銘柄へ人気が集中する可能性があり、前場プラスで引けで、後場から一段高に進む銘柄を追撃してみたいと考えています。
花咲 翁
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