正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

買い手控えられ続落

23日午前の東京市場は続落しました。日経平均は74円安です。前週末のNY市場でアップル株が急落するなどハイテク株が軟調な値動きとなったことで、買いが手控えられました。円安や米長期金利の上昇を手掛かりに金融株が買われたことで、一時プラスに転じる場面もありましたが、国内政治リスクへの警戒感や本格化する決算発表を見極めたいとして模様眺めムードが強まり、小安い水準でもみ合いました。

下値堅いがエネルギー不足

北朝鮮を巡る地政学リスクの後退や為替の落ち着き、5日移動平均がサポート機能を果たしていることから下値は堅いのですが、上値を買い上がるエネルギーがありません。売買代金は2兆1614億円へさらに細り、19営業日連続で3兆円割り込でいます。薄商いに方向感は乏しく、個別に材料の出た銘柄も一部の除いて朝高のあと伸び悩むケースが目立ちました。20日の上場のHEROZ(4382)はこの日も買い気配のまま引けましたが、直近上場銘柄や新興銘柄への波及効果も限られています。

あす引け後の日本電産の決算に注目

やはり、主要企業の決算内容と市場の反応を確認するまでは動きが取れないのでしょう。決算発表前半のピークは今週後半で、あすも手控えムードの強い展開が続きそうです。決算前半は輸出企業が中心で、まずはあす引け後の日本電産(6594)に注目です。ピックアップ銘柄のソウルドアウト(6553)、シスメックス(6869)は好業績が観測されていますが、買い出動は日本電産の動きを見定めてからです。デイトレ候補も業績にポイントを置いた銘柄選別になりますので、基本的にあすは様子見と考えています。

花咲 翁

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