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底堅いが買い気乏しい
25日午前の東京市場は反落、日経平均は148円安です。前日のNYダウが400ドル超の下げになったにもかかわらず、底堅い動きと言えるでしょう。為替が108円後半の円安水準で落ち着いた動きとなっており、断続的に入る海外勢の買戻しが下値を支えているようです。ただし、物色は内需ディフェンシブセクターが中心で、買い気の乏しさは否めません。
日電産は小幅反落で反応
注目の日本電産(6594)は小幅反落で反応しました。為替レートは1ドル=100円を前提に13%営業増益見込み、併せてコンプレッサと半導体ウエハー搬送ロボットメーカー2社の買収も発表しており、評価されるべき内容と思いますが、市場がリスク回避ムードに傾いているからでしょう。同様にピックアップ銘柄のソウルドアウト(6553)、シスメックス(6869)も好業績が観測されていますが、いずれも買い手控えられており、デイトレを含めて今しばらく相場の流れを見極めてからにしたい考えです。
花咲 翁
株式情報と相場見通し
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