海外勢のショートカバーが下値支える【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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下値限られ引けにかけプラス浮上

 1日午前の東京市場は小幅ながら3日続伸、日経平均は11円高です。30にちの米国株が安かったことで売り先行でスタートしましたが、下値は限られ、引けにかけプラスに浮上しました。やはり海外勢のショートカバーが下値を支えているようで、連休の谷間とあって小動きですが、前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆4736億円とそこそこの商いをこなしています。

日立が最高益見込み急反発

 注目のソニー(6758)は9%営業減益予想が嫌気して急落しておりやや過剰反応と感じますが、一方で、日立(6501)は過去最高益を見込んだことから急反発しました。ただ、好業績見通しを発表しても期待値に届かなかったり、当面の材料出尽くし感から急落する銘柄も散見され、やはり決算プレイにはリスクが伴います。

ソウルドアウトは朝安のあと急反発

 ピックアップ銘柄では27日大引け後に決算発表を行ったソウルドアウト(6553)が朝安のあと急反発に転じる強い動きで、デイトレ候補銘柄もMonotaRO(3064)も好決算を手掛かりに最高値を更新しました。一方、ソーシャルワイヤ(3929)は当面の材料出尽くし感から利益確定売りに急落しました。ただ、今期も2ケタ増収増益を見込み、東証本則市場への変更作業に着手したことも発表しており、押目買の好機になる可能性があり、あすまで様子を見たいと考えます。

花咲 翁

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