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持ち高調整売りも底堅い
2日の東京市場は4日ぶりに反落しました。日経平均は35円安です。連休中にFOMCや米雇用統計など海外重要スケジュールが目白押しで、朝高のあとは次第に持ち高調整の売りに押されました。ただし、為替が109円台後半の円安に振れていることから、下値を売り込む動きはなく、前引けよりもやや下げ幅を縮めており、4連休を控えていることを考慮すれば底堅い動きです。
緩やかなリバウンド基調継続
また、米アップルの1~3月期決算は一株利益、売上高ともに予想を上振れ、併せて1000億ドルの自社株買い計画と増配を発表したことから、時間外取引で3%を超える上昇を見せ、電子部品株などハイテク株の一角に買いが波及したこともムードを明るくしました。連休の谷間で上値の買いは手控えられたものの、、日経平均は5日移動平均が下値サポート機能を果たしており、緩やかなリバウンド基調が続いています。
NY株と為替の動きを見極め
さて、来週は1600社を超える決算発表が予定されており、決算を手掛かりにした個別株物色が続きそうですが、米経済指標を受けたNY株と為替の動きを見極めたうえで、投資スタンスを決めたい考えです。また、連休明けからの決算は輸出株から内需や中小型株に主体が移っていいくことも念頭に置いて、銘柄を選別していきたいを思います。
ソウルドアウトは連休明けに期待
ピックアップ銘柄ではソウルドアウト(6553)が最高値更新のあと、一旦利益確定売りに押されましたが、プラスに引き戻して引けました。デイトレ候補ではアイスタイル(3660)が引け後に好決算を発表し、時間外では利益確定売りが先行しましたが、徐々に値を戻しており、いずれも連休明けに期待が持てそうです。
花咲 翁
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