正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

トヨタは買われるも波及効果限られる

 9日の東京市場は反落しました。日経平均は99円安です。トランプ米大統領がイラン核合意からの離脱を表明したことで、中東リスクを警戒した売りが優勢で、一時円が弱含んだことから下げ渋る場面もありましたが、戻しきれず売り直されるかたちになりました。決算と併せて自社株買いを発表したトヨタは買われましたが、指数へのインパクトは小さく、波及効果も限られています。

決算プレイはむつかしい状況

 決算への反応について、トヨタはポジティブだったものの、1Q営業利益7倍という驚異的な増益を達成し、通期予想を大幅に上方修正した東海カーボン(5301)は朝高の後上げ幅を縮めており、ライオン(4912)は1Q7割営業増益ながら利益確定売りに急落するなど、材料出尽くし感から値を崩す銘柄も目立ちました。ナイトセッションも大きな値動きはなく、買いからの取引は難しい状況になっています。

ソフトバンクGの反応を注視

 あすも決算を手掛かりにした好業績株物色が続くと考えられますが、きょう引け後にのソフトバンクグループ(9984)の決算はコンセンサスの範囲のようですが、指数インパクトが大きいだけに株価の反応が気になるところです。日経平均は底堅く推移していますが、上値も重く、きょう引けでは5日移動平均をわずかながらも割り込んでおり、ソフトバンクGの反応次第で目先調整局面入りの可能性もあるでしょう。

ソウルドアウトが切り返す

 一方で、ジャスダックやマザーズな小型株への押し目買いがみられており、ピックアップ銘柄ではソウルドアウト(6553)が切り返してきました。決算発表後半は中小型株に主体が移っていくことを踏まえ、銘柄を選別していきますが、決算プレイを中心にしたデイトレはショートを含めて対応する必要があると考えています。

花咲 翁

証券市場新聞 公式有料メールマガジン




株式情報と相場見通し

Pocket