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円安もフォロー
21日の東京市場は3日続伸となり、日経平均では2月2日以来約2カ月半ぶりに2万3000円大台を回復して引けました。前週末のNY株が小動きだったことから、売り買い拮抗で始まりましたが、米中両国が中国による対米輸入の拡大で合意したと伝わり、上げ幅を広げました。通商問題懸念後退を受け、111円台まで進んだ円安もフォローになりました。
後場からは戻り売り圧力に押されて伸び悩む
後場からは戻り売り圧力に押されて伸び悩んで引けました。時間外の動きから週明けのNY市場は高くなり、明日の東京市場も堅調な動きが予想されますが、一段の上昇となれば、戻り売り圧力が懸念されるうえ、6月のSQ接近で先物に絡む仕掛け的な売りにも注意が必要です。
個別物色での押し目買い
ピックアップ銘柄ではシスメックス(6869)が新値を追い、ソウルドアウト(6553)も急反発し再び最高値を更新しました。立花エレテック(8159)は上げ一服ながら、マネックスG(8698)は高値保ち合い上放れの兆しを見せています。デイトレ候補も直近IPOを中心に切り返しの動きを強めており、投資スタンスは個別物色での押し目買いが有効と感じています。
花咲 翁
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