正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

円高と売り仕掛けに下げ幅広げる

 24日の東京市場は大幅に3日続落しました。日経平均は252円安です。前日までの弱い地合いを引き継ぎ、売り先行で始まった後、FOMC議事要旨を受けた米長期金利低下に伴い、ドル円が109円台前半の円高に振れたことで、さらに売り圧力が強まりました。米政権が自動車関税引き上げを検討していることや米朝首脳会談の不透明感から、リスク回避ムードが強まっているところへ先物に仕掛け的な売りが入り、一時下げ幅を300円以上に広げています。

一段安ならショートカバー

 日経平均は25日移動平均を割り込み、調整色を強めていますが、懸念要因はある程度予想されていたことばかりです。利益確定売りに傾いているところへ売り仕掛けが入るなど需給要因によるところが大きく、一段安に売られるようなら、当面の突っ込み警戒感から買戻しが入って来るでしょう。5月第3週の投資部門別株式売買動向を見ると、海外投資家が2週連続で売り越し(937億円)ましたが、先物は4544億円と大幅な買い越しを続けています。

中小型株に資金が向かう状況に変化ない

 また、マザーズ、ジャスダック指数も続落となりましたが、マネーフォワードをはじめ仮想通貨関連がにぎわうなど、個別に物色意欲は衰えていません。全般は6月のメジャーSQに向け、引き続きファンドによる仕掛け的な動きに警戒が必要ですが、インデックス売買の影響を受けにくい中小型株に資金が向かいやすい状況に変わりはなく、短期で値幅を狙うにはむしろやりやすい地合いになったと感じています。

ソウルドアウトが最高値

 ピックアップ銘柄ではソウルドアウト(6553)が大幅高で最高値を更新、シスメックス(6869)はしっかりで、立花エレテック(8159)やマネックスG(8698)も下げ渋りました。デイトレ候補を含めいずれも底堅く、引き続き下値を狙いですが、地合い悪のなかでより強い動きを見せている銘柄に資金をシフトして噴き値で利益を確定したいと考えています。

花咲 翁

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