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円高重石で仕掛け的な売りが下げ助長
２９日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は２３５円安です。イタリアやスペインの政治不安で前日の欧州株式市場が下げ、１０８円台後半まで進んだ円高が重石になりました。前場段階の東証１部売買代金は概算９５２４億円と薄商いが続くなか、為替と株価指数先物への仕掛け的な売りが下げを助長しています。
ピックアップ銘柄の一部利益確定
マザーズ数やジャスダックも大幅に続落するなど、さらに手詰まり感が強まり、東海カーボンややまねメディカルなど強い銘柄を個別に物色する中小型材料株の局地戦は続いていますが、物色に広がりは見られません。先駆した銘柄には急落する銘柄が目立つなど、値動きも荒くなっており、ピックアップ銘柄のソウルドアウト(6553)やシスメックス(6869)も一部利益を確定したいと思います。デイトレ候補では前場に東海カーボン(5301)の利益を確定しましたが、評価益、評価損の出ているものを含め、一旦相殺して一部損益を確定したいと考えます。
花咲 翁
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