売り辛い地合い続く【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスクオンの動き強まる

 4日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は304円高です。前週末に発表された米5月雇用統計改善を受けた米国株高と円安の流れを引き継ぎ、リスクオンの動きが強まりました。主力株を中心に買いが広がり、時間外取引での米株価指数先物高もフォローとなり、きょうの高値圏で引けています。

ドルの一段高がポイント

 週末のメジャーSQ算出に向けて多少荒れる可能性は残していますが、5月30日の安値で当面の底が入ったと見ていいでしょう。今週は7日に日米主脳会談、8日から9日にかけG7が開かれるなど、重要な政治イベントが相次ぎます。このなかでドルが一段の上値を追うことができるかがポイントになるでしょう。ただし、米朝首脳会談が開かれる12日までは売り辛い地合いが続きそうです。

強い銘柄の噴き値待ち

 ピックアップ銘柄はシスメックス(6869)が急反発に転じましたが、主力株に人気を奪われたことで、東海カーボン(5301)は連日の最高値更新ながら伸び悩み、ソウルドアウト(6553)も小幅ながら安く引けました。ただ、いずれも底堅く上昇トレンドを維持しており、全般が一服する場面では買い直されると見ています。短期値幅取り候補はすららネット(3998)やファイバG(9450)などの利益を確定して、豊商事(8747)を見切りましたが、引き続き割り切り対処で、強いトレンド出ている銘柄の下値を拾って噴き値を待ちたいと思います。

花咲 翁

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