目次
値がさが買われプラス浮上
6日午前の東京市場は続伸。日経平均は51円高です。手がかり材料に乏しいなか、朝方はやや売り先行で始まりましたが、下値は限定的で前日の米株市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、京セラやソニー、ソフトバンクGなど指数寄与度の高い値嵩株が買われ、プラスに浮上しました。為替が109円台後半の円安水準で落ち着いていることも安心感を誘っています。
SQ控膠着感強い展開続く
ただし、日経平均は25日移動平均が上値抵抗ラインとして意識され、週末にはメジャーSQを控えていますので、膠着感の強い展開が続いています。メルカリの上場を控えて中小型株には監禁への思惑から利食いが出やすい状況にも変わりはなく、先に人気を集め高値圏にあった銘柄が値を崩すケースも散見されます。
ピックアップ銘柄も伸び悩む
ピックアップ銘柄は東海カーボン(5301)が利益確定売りに大幅安、同様にシスメックス(6869)、ソウルドアウト(6553)も売られ、短期値幅取り候補も伸び悩む銘柄が目立ちました。ただ、いずれも上昇トレンドは崩れておらず、今しばらく値動きを見極めたうえで、押目買のタイミングを計りたいと思います。
花咲 翁
コメント