リスクオンに傾きやすい【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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プラス引けも方向感なく

 12日午前の東京市場は続伸しました。日経平均は74円高です。米朝首脳会談への期待感から買い先行で始まり、2万3000円台を回復した後は目先の達成感から売りに押されマイナスに転じるなど、上値の重さを感じさせる展開でした。110円20銭台まで進んだ円安が支えになり、プラスで引けましたが、インデックス中心の動きで、方向感は出ていません。

合意内容への反応見極め

 まずは米朝首脳会談の合意内容を受けた海外市場や為替市場の反応を見極めたいところですが、とりあえずビッグイベントを無事に通過したことで、リスクオンに傾きやすいと見ています。会談のあとにはFOMCやECB理事会などを控え、動きづらさもありますが、海外株高のフォローがあるようなら、景気敏感セクターを中心に一段高、全般膠着商状が続いたとしても個別株への物色意欲は強まるでしょう。

シスメックスが最高値

 日経平均は伸び悩む一方、マザーズ指数が変わらずを挟んで3日続伸し、きょうの高値で引けるなど、新興市場は調整一巡からリスクオンに傾きつつあります。1部や2部市場の動きがよくなってきた中小型が増えており、ピックアップ銘柄のシスメックス(6869)は後場上げ幅を広げ、再び最高値を更新しました。短期値幅取り候補はSAMURAI&J(4764)とMonotaRO(3064)を利益確定しましたが、引き続き強い銘柄の下値を狙っていきたいと考えています。

花咲 翁

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