正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

円高重石で安値引け

 14日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は227円安です。FOMCでの追加利上げ予想通りでしたが、今後の利上げペース加速が警戒され米国株が下落した流れを引き継ぎ、マイナスで始まりました。売り一巡後は押し目買に下げ渋っていましたが、米中貿易摩擦への警戒感がくすぶるなか、110円まで進んだ円高が重しになり、引けにかけ下げ幅を広げ安値引けとなりました。今晩にECB理事会の結果発表とドラギ総裁の会見を控えていることも買いを手控えさせています。

スピード調整の範囲内

 重要イベントを控え様子見気分が強まっているところへ、先物主導による仕掛け的なインデックス売りが入ったことで下げ幅を広げており、リバウンドに転じていた中小型株にも利食い売りに押される銘柄が目立ちました。ただし、日経平均は25日線より上でとどまっており、ここまでの上昇に対するスピード調整の範囲内にとどまっています。ジャスダック、マザーズの新興市場も後場に入って下げに転じましたが、リバウンド基調か崩れていません。

ソウルドアウト急速に切り返す

 外部環境が不透明で、全般はインデッスク売買に振らさていますが、逆に中小型株には資金が向かいやすく、リスクオンの状況が続いています。ピックアップ銘柄ではシスメックス(6869)は連日の最高値更新で、さすがに上げ一服となりましたが、ソウルドアウト(6553)が急速に切り返し上昇基調を取り戻しました。改めて下値を拾っていきたいと考えています。

短期値幅取り候補は噴き値待ち

 短期値幅取り候補はおおむね堅調で、じり高で下値を切り上げており、噴き値待ちの状況です。引き続き、強いトレンドの出ている銘柄を中心に下値を狙っていく考えですが、出遅れにも目を向けて銘柄を取り上げていくつもりです。

花咲 翁

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