正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

一時下げ幅は450円超

 11日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は264円安で2万2000円を割り込んでいます。トランプ米政権が中国製品2000億ドル(約22兆円)への関税上乗せ措置を正式決定したことで、リスク回避の売りが優勢でした。全般自律反発に一巡感が出ていたところへ貿易摩擦懸念が再燃したことで、売り急ぐ動きが見られ、インデックス売買に振らされるかたちで、一時下げ幅を450円超に広げています。

スピード調整の範囲

 上海株も軟調ながら朝安後は下げ渋ったことから、売り一巡後は買い戻しや押し目買いが入り、下げ幅を縮めました。今晩のNY株の動向が気になりますので、戻りは限られましたが、下値を売り込む流れとはならず、前日までのリバウンドに対するスピード調整の範囲にとどまっています。あすも仕掛け的な動きに注意は必要ながら、下値では買戻しが入ってくることから、2万2000円前後での値固めの展開となりそうです。

国際紙パが高値とる

 ピックアップ銘柄のシスメックス(6869)、ダイキン(6367)ともに小幅安でおおむね日経平均に連想した動きですので、上値を追う兆候が出てくるまでは様子見です。短期値幅取り候補では打診買いを入れた直近IPOの国際紙パ(9274)が高値をとってきましたが、他候補銘柄も底堅く推移しました。引き続き、個別に高値抜けが期待できる動きのいい銘柄で、割り切って対処したいと考えています。

花咲 翁

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