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一旦は調整が欲しい
13日の東京市場は後場から上げ幅を拡げて大幅続伸、日経平均は25日線を一気に上抜いてきました。前日の欧米株市場が総じて高く、1ドル112円台後半まで円安が進んだことで、リスクオンの流れが強まっています。円安のフォローに加え、好決算を発表したファーストリテが大幅高に買われ、指数を押し上げており、内需・ディフェンシブ銘柄に改めて買いが広がっています。上値をフシを払ったことでシグナルが好転し、先高期待が高まりましたが、急ピッチな上昇やNT倍率の拡大から一旦は調整が欲しいところです。
強い銘柄の下値を拾う
個別で気になるのが好決算発表の安川電機が朝高の後マイナスに転じたことです。アナリストも「中国一般機械関連で本当に貿易問題の影響は出ないかが今後の焦点」としており、これは外需景気敏感セクターへの買いを慎重にさせる可能性があると見ています。引き続き高値抜けの期待できる強い銘柄の下値を拾い、噴き値を待ちたいと思います。
花咲 翁
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