正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

75%が上昇する買い気の強い展開

 17日の東京市場は3日続伸しました。日経平均は100円高です。米中貿易摩擦への警戒感はくすぶるものの、1ドル=112円台半ばまで進んだ円安が支えになり、終日買い優勢の展開でした。終盤は戻り売りに押されたものの、東証1部の75%の銘柄が上昇する買い気の強い展開で、後場一段高で230円超に上げ幅を広げる場面がありました。

リスクオンの動きに変わりなし

 直近の戻りのピッチがく、NT倍率が拡大していることか一旦調整が欲しいところですが、ショートカバーに加え、海外勢のまとまった買いも観測され、リスクオンの動きに変化はありません。現地17日に予定されているパウエルFRB議長の米議会証言をでは、緩やかな引き締めが適切との見解を改めて表明するとみられ、円安基調が続けば、5月と6月に付けた戻り高値2万3000円台を目指すことになりそうです。

出遅れセクターにも資金流入

 上海株の下落に伴って、一旦伸び悩む場面があり、ソフトバンクGは上げ一服となりましたが、逆に後場に入って上値を試すあたりに相場の腰の強さが感じられ、個別に材料の出た銘柄の一方で、金融株など出遅れセクターにも資金が流入しました。ただ、好決算発表後、安川電機が続落し安値を更新たことが気になります。大幅受注減少のハーモニックはストップ安、キーエンスやファナックも大幅安に売られており、外需景気敏感セクターへの買いを慎重にさせることに注意が必要でしょう。

ホトニクスの下値狙い

 ピックアップ銘柄では浜松ホトニクス(6965)が実質最高値を更新しており、下値狙い継続。シスメックス(6869)は動きが鈍く、ダイキン(6367)はまだ、25日移動平均を下回って推移しており今少し様子見です。短期値幅取り候補ではテリロジー(3356)が大幅高で新値追いとなっており、引き続き高値抜けの期待できる強い銘柄の下値を拾い、噴き値を待ちたいと思います。

花咲 翁

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