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リスクオン継続
18日午前の東京市場は4日続伸、日経平均は223円高のです。前日のNY株高と1ドル=113円台まで進んだ円安がフォローになり、リスクオン継続となりました。パウエルFRB議長の米議会証言は予想通り緩やかな引き締めとの見解で、円安基調が続いていることで、5月と6月に付けた戻り高値2万3000円台を目指す動きです。上昇ピッチの速さやNT倍率が拡大していることから、スピード調整も予想されましたが、ショートカバーに加え、海外勢のまとまった買いも入り、戻り売りをこなして強い動きです。
ホトニクスが新値追い
ソフトバンクグループやファーストリテなどの値嵩株の上昇が指数を押し上げる一方、トヨタなど主力株もしっかりで、大幅受注減少のハーモニックは続落ながら、好決算発表後、下値を切り下げていた安川電機も下げ渋りから反発に転じました。ピックアップ銘柄ではシスメックス(6869)とダイキン(6367)はまだ動きが鈍く様子見としますが、浜松ホトニクス(6965)が新値追いで、下値狙い継続です。短期値幅取り候補はおおむね堅調に推移しており、引き続き高値抜けの期待できる強い銘柄の下値を拾い、噴き値を待ちたいと思います。
花咲 翁
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