好業績の中小型株をピンポイントで【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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NT倍率拡大修正の動き

 23日の東京市場は大幅続落、日経平均は294円安です。米中貿易摩擦の問題への警戒感が再び強まるなか、日銀の低金利政策の出口戦略への思惑から債券が大きく売られ、円高を誘発したことで、輸出株を中心に売られました。一方で長期金利上昇を受け、金融セクターが上昇したことから、TOPIXは一時プラス圏で推移するなど底堅い動きです。NT倍率拡大修正の動きが出た格好で、指数寄与度の大きい値嵩株が売り込まれたことが、指数の下げを大きくています。

110円台まで入った円高を警戒

 インデックス主導の下げで、地合いは指数ほど悪化していませんが、110円台まで入った円高が気になります。今週からいよいよ3月期企業の第1四半期決算が始まりますが、為替を睨みながら、25日の日本電産(6594)など先行して発表される主力銘柄の決算内容と株価の反応を見極める必要がるでしょう。

ピックアップ銘柄は様子見

 ピックアップ銘柄も内需・ディフェンシブ系のシスメックス(6869)が底堅く推移しましたが、浜松ホトニクス(6965)や、ダイキン(6367)は弱く、為替のを反映した動きです。いずれも好決算期待が強く、押し目狙いで問題はないと見ていますが、今しばらく様子を見たいと思います。短期値幅取り候補ではエラン(6099)が大幅高で新値を追うなど、業績にポイントを置いて中小型株をピンポイントで取り上げています。

花咲 翁

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