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ソフトバンクが指数押上げ
7日午前の東京市場は反発、日経平均は54円高でした。好決算を発表したソフトバンクGが大幅高に買われ、指数を70円強押し上げており、この影響を除けば弱含み横ばいです。米株高と上海株が下げ止まっていることから不安心理はやや後退しましたが、前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆57億円に細るなど夏枯れ状態で、9日(日本時間10日)に日米通商協議、週末10にSQを控え、見送り商状が続いています。
太陽誘電は目先出尽くし感
ソフトバンクGをはじめ好決算銘柄への反応はまずまずですが、高値圏にある銘柄のなかには内容が良くても織り込み済みとして売られる銘柄が散見され、うかつには手が出せません。ピックアップ銘柄の浜松ホトニクス(6965)と短期値幅取り候補の太陽誘電(6976)もシスメックス(6869)と同様に好決算ながら目先の出尽くし感から売りが先行しており、ゼンリン(9474)、レンゴー(3941)、きょう引け後に決算発表を予定するオリンパス(7733)を含めてしばらく様子を見極める必要がありそうです。
キャッシュポジション高める
短期値幅取り候補では前場に買いを入れたソフトバンテク(4726)とアイペット(7323)が堅調ですが、全般夏休みモードに入ったようで、他候補銘柄は値動きが鈍っているものが多く、一旦、キャッシュポジションを高める方向で対処したい考えです。
花咲 翁
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