物色の範囲が拡がりを見せる【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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2万3000円手前ではどうなる?

 27日の東京市場は5日続伸となりました。日経平均は197円高です。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を受けて前週末の米国株式が上昇した流れを引き継ぎ、為替が111円台で落ち着いていることも買い安心感を誘いました。上海株の上昇も追い風となり、先物に海外ヘッジファンドなどから買いが入り、現物株にも買いが広がっています。8月13日には2万2000円台割れとなり、テクニカル面でも大幅下落を懸念する向きが大勢を占めていましたが、ここまで戻す過程では先物のナイトセッションで下値を拾う動きが活発化していたことから、下値拾いを継続していた向きは回転が効いてきている状況です。出遅れを感じていた国内勢が飛び乗っている構図にもなり、物色の範囲が拡がりを見せているのは良い傾向です。2万3000円手前では流石に調整もありそうですが、好業績の出遅れが物色されそうです。

値動きも良い銘柄がより買われる展開

 ピックアップ銘柄では後場もジャムコ(7408)が新値を追い、ダイキン(6567)は5日続伸、任天堂(7974)も買い進まれ、ゼンリン(9474)は底堅く推移しています。短期値幅取り候補ではオプティム(3694)、メイコー(6787)が大幅高で新値をとってきました。値動きも良い銘柄がより買われる展開になっていますので、新たな短期値幅取り銘柄もチェックしていく考えdす。

花咲 翁

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