押目買いのタイミング図る【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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後場に入って値を消す

 28日の東京市場は6日続伸となりましたが、大引けの日経平均は13円高と後場に入って値を消しています。前日の米国株が大幅高となった流れを引き継ぎ、マドを空けて高寄りしたあと200円超に上げ幅を広げ、早々にフシ目の2万3000円台に乗せる場面がありました。米国とメキシコがNAFTA再交渉で大筋合意したことが安心感を誘い、111円30銭台まで進んだ円安もフォローになりました。ただ、短期的な目標達成感や前日までの5日間で日経平均が約600円上昇していたこともあり、後場に入ると利益確定売りに押されました。

下押してもスピード調整の範囲内

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1018に対して値下がりは982とほぼ拮抗しており、売り圧力が強まったせいで、売買代金は概算で2兆1493億円と8日ぶりに2兆円を上回っています。また、そーせいが朝高後下げに転じたこともあって、新興市場は上げ一服となるなど、中小型株の出遅れ修正の動きにも一巡感が出ていたことから、きょうの伸び悩みは予想の範囲内でしょう。米国市場が強い動きを続けるなか、9月以降の機関投資家の参入も意識され、仮に下押してもスピード調整の範囲にとどまりそうです。

オプティムが新値追い

 ピックアップ銘柄のジャムコ(7408)、ゼンリン(9474)、ダイキン(6567)、任天堂(7974)いずれも底堅く推移しました。短期値幅取り候補ではオプティム(3694)が連日の新値です。全般と同様に銘柄ここにもいったん、調整が入りそうな気配ですので、ここからは新値抜けの期待できる強いトレンドの銘柄の押目買いのタイミングを計りたいと考えています。

花咲 翁

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