強いトレンドの中小型株【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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8日続伸も戻り売りに押される

 30日の東京市場は8日続伸しました。日経平均は21円高です。米株高や為替が11円60銭台の円安水準で落ち着いていることから高く寄り付き、早々に2万3000円台に乗せましたが、そこからは戻り待ちの売りに押され急速に上げ幅を縮めました。国内機関投資家がボックス相場上限でポジション調整の売りを出したことが上値を重くさせたようです。

全般底堅く中小型の動き良くなる

 戻り待ちの売りが出たことで、東証1部売買代金は概算で2兆6338億円に増加しており、上海株が軟調に推移したことで、一時マイナスに沈む場面もありましたが、下値では買いが入り底堅い印象です。日経平均はフシ目の2万3000円を前に足踏み状態が続いていますが、マザーズ指数が1%超の上昇となり、ジャスダック平均も続伸するなど、中小型株に動きのいい銘柄が増えてきました。

ピックアップ銘柄新値相次ぐ

 全般は戻し主体の動きで、上値の重い状況が続きそうですが下値も堅く、当面は中小型株の選別物色が続きそうです。ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)、ジャムコ(7408)が新値追い、ダイキン(6567)も高値をうかがう動きで、任天堂(7974)は出直り基調を強めました。短期値幅取り候補ではオプティム(3694)と材料の出たソースネクスト(4344)が新値をとっており、引き続き、強いトレンドの中小型株に照準を合わせ、緩んだところを拾っていきたいと思います。

花咲 翁

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