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反発も薄商いで方向感ない
10日午前の東京市場は小幅ながら7日ぶりに反発しました。日経平均は7円高です。米中貿易摩擦への懸念と米国株安を受け、小安くスタートしましたが、売り一巡後は為替が1ドル111円近辺の円安に振れたことを支えにプラスに浮上しました。もっとも、前場段階の東証1部売買代金は概算で8440億円と再び1兆円を割り込んでおり、薄商いに前週末終値を挟んでもみ合う方向感のない展開でです。
オプティム、ソースネクストが新値追い
一方でマザーズ指数が1000ポイント割れから25日線を回復し、一段高となるなど底堅さを見せており、全般膠着感が強まるなか、中小型株に短期資金が向かいそうです。ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)、ダイキン(6567)、ジャムコ(7408)が切り返し、任天堂(7974)は下げ渋りました。短期値幅取り候補ではオプティム(3694)とソースネクスト(4344)が新値追い、シノケンG(8909)も反騰態勢で、緩んだところを狙ってみたいと思います。
花咲 翁
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