2Q決算にらみ落ち着き取り戻す展開【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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後場売り直され大幅続落

 9日の東京市場は大幅に4日続落しました。日経平均は314円安です。米国株は高安まちまちながら、113円台前半まで円高が進み、中国の金利引き下げで人民元が安く上海株が急落したことから大幅安で始まりました。朝安のあと上海株が持ち直したことから、前場は下げっていましたが、システム障害の影響もあり後場売り直されています。

調整色強まるも突っ込み警戒感も

 前週後半の米長期金利上昇へのリスク警戒ムードが尾を引き、12日のオプションSQへ向け先物から振れやすい状況で、日経平均は当面の下値メドとして意識されていた2万3500円を割り込んできました。テクニカルからは調整色が強まりましたが、一方で短期的な突っ込み警戒感が意識され、下値は買戻しと好調な企業業績が支えるとの見方も変えていません。

引き続き好業績銘柄の押目買い

 今後、本格化する2Q決算をにらみ、市場は次第に落ち着きを取り戻すと見ており、引き続き好業績銘柄の押目買いスタンスです。ピックアップ銘柄のダイキン(6567)、ジャムコ(7408)、任天堂(7974)、ゼンリン(9474)いずれも25日銭近辺で下げ渋りました。短期値幅取り候補は地合いの影響で高値波乱になる銘柄が増えましたが、ルネサンス(2378)やライフネット(7157)などより強い銘柄に絞り込んで、新値抜けから一段高を狙いたいと考えています。

花咲 翁




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