正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

ETF支えに持ち直す

10日の東京市場は小幅ながら5日ぶりに反発しました。日経平均は36円高です。前日までの4日間で800円超下落していたことで、当面の突っ込み警戒感から買い先行で始まり、120円近くに上げ幅を広げる場面がありました。買い一巡後は為替が1ドル113円台を割り込むなど円高に傾いてることから伸び悩み、前場はマイナスで引けていましたが、後場に入ると日銀のETF買い観測などを支えにかろうじて持ち直しました。

25日線が下値支持機能果たす

反発とは言え小幅で、まだ当面の底が入ったとは判断できませんが、日経平均は25日線が下値支持機能を果たすかたちで下げ渋っており、あすもこの水準を維持できるかがポイントになりそうです。下値は好調な企業業績と買戻しが支えると見ており、今後、本格化する2Q決算に向け落ち着きを取り戻すと考えていますが、企業業績への影響も含め為替睨みの展開が続くでしょう。

安川電はアク抜けなるか

決算への反応は悪くなく、個別に堅調な銘柄も散見され、好業績銘柄の押目を狙う基本スタンスに変更はありません。注目の安川電機については中国向け伸び悩みを理由に通期予想を下方修正しましたが、株価は年初来安値圏に売り直されるなど、織り込みが進んでいると考えられ、アク抜けになるようなら、半導体関連など大きく売り込まれた銘柄への見直しも意識されるでしょう。

あすの動きを見て判断

ピックアップ銘柄のダイキン(6567)、ジャムコ(7408)、任天堂(7974)、ゼンリン(9474)はいずれも下げ渋っており、あすの動きを見て押目買いのタイミングを判断するつもりです。短期値幅取り候補はほとんどが前日の下げ分を取り返し、シェアリングT(3989)やTDCソフト(4687)、アルゴグラフ(6796)などは後場から上げ幅を広げてきました。引き続き高値抜けから一段高が期待できる強い銘柄を狙っていきたい考えです。

花咲 翁

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