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米株高と円安受け全面高
17日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は291円高です。前日の米株市場でダウが540ドル超上昇するなど大幅高となり、為替が112円40銭台まで円安が進んだことで、主力株を中心に買いが広がりました。上海株をはじめアジア株が上昇したことも買い安心感を誘い、東証1部の値上がり銘柄数は1952と全体の9割以上を占める全面高商状です。
伸び悩みも下値不安後退
もっとも、東証1部の売買代金は概算で2兆5140億9000万円にとどまり、薄商いのなかインデックス売買に指数が押し上げられた格好で、フシ目の2万3000円に接近したところからは伸び悩みました。米国株と為替に振らされる状況に変わりはなさそうですが、それでも当面の下値不安は後退しており、今後は本格化する2Q決算発表に向け、好調な企業業績への期待が下値を支えていくと見ています。
決算発表日程と1Qの状況を確認
ピックアップ銘柄のダイキン(6367)、ジャムコ(7408)、任天堂(7974)、ゼンリン(9474)いずれも買い直され、ソースネクスト(4344)も底堅く推移しました。中小型株も堅調で短期値幅取り候補では、技研製(6289)やインテリW(4847)が値を飛ばし、他候補もおおむねしっかりです。ここからは決算発表日程と1Qの状況を確認しながら、好業績銘柄の下値をじっくり拾っていきたいと思います。
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