正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

大幅反落し7カ月ぶり安値水準

 25日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は822円安の2万1268円とおよそ7カ月ぶりの安値水準に売り込まれています。前日のNYダウが608ドル安と急落したことで、投資家心理が一気に弱気に傾きました。主力株を中心に売りが広がり、値下がり銘柄が2000を超える全面安商状です。前引けにかけやや下げ幅を縮めましたが、上海をはじめアジア株が軒並み下落し、米株価指数先物が売られたことから、後場一段安になりました。

投げ売りが下げに拍車

 2Q決算発表が本格化するなか、下値は好調な企業業績が支え、次第に落ち着いていくと見ていましたが、そうはいきませんでした。日経平均は一気に7月5日に付けた安値2万1462円を割りこんだことで投げ売りが下げに拍車をかけています。米半導体関連企業の業績がさえず、SOX指数が大幅安となったことが不安心理を増幅し、国内企業の業績への期待も後退させました。マザーズ指数が6%を超える下落になるなど、中小型株の需給も急速に悪化しています。

不安定ながら突っ込み警戒感

 週末要因もあり、あすも不安定な状況が続くと考えられ、NY株次第ということになりそうですが、アルファベットとアマゾンの決算の内容が良ければ、全体として戻りを試すと見られています。引け後には日立建機や富士電機が予想を上回る好決算を発表したほか、自社株買いの発表もあり、突っ込み警戒感からもこれ以上の下値は売り込みづらいことも間違いありません。引き続き好業績で上昇トレンドを維持する強い銘柄の下値を狙っていきたいと考えています。

チームスピやインテリWは底堅い

 後場から打診買いを入れた逆行高銘柄の農業総研(3541)やFIG(4392)は地合い悪に抗しきれず、後場終盤にかけ値を消しました。ただ、全般が落ち着けば早期に持ち直してくると見ています。短期値幅取り候補ではチームスピ(4397)やインテリW(4847)、クラリオン(6796)などが底堅く推移しましたが、値を崩してしまった銘柄も散見され、カラ売り銘柄の川崎汽(9107)やピックアップ銘柄の任天堂(7974)などを含め、地合いが落ち着いた時点で対処を判断したいと思います。

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