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戻り売り優勢に
1日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は232円安です。前日の米国株は高かったものの、円安が一服していることから、前日までの急騰の反動で戻り売りが優勢になりました。今晩に米ISM製造業景況感指数の発表を控え、模様眺め気分が強まるなか、後場に入ると海外ファンドから先物にまとまった売りが出て下げ幅を広げています。
押し目買いで問題なし
ただ、ソフトバンクG、KDDIの携帯キャリアが指数を押し下げており、実質的には小幅反落です。好決算を発表した村田製作所やTDKが大幅高に買われるなど、市場のムードは悪くなく、東証1部売買代金は概算で3兆2704億円をこなしました。2Q決算発表が本格化するなか、好調な企業業績が下値を支えると考えられ、ここからは押し目買いで問題はないでしょう。
FIG、チームスピが大幅高で新値
ピックアップ銘柄は上振れ期待のジャムコ(7408)が下げ渋り、任天堂(7974)は反発歩調。短期値幅取り候補ではFIG(4392)やチームスピ(4397)が大幅高で新値をとっています。他候補もおおむねしっかりですが、値動きの鈍い数銘柄を戻り売りしました。引き続き中小型成長株と好決算銘柄の一本釣りが続きそうですが、決算内容を確認してからの買い出動で遅くないと考えています。
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