正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

先物に振らされる値の荒い一日

 7日の東京市場は反落しました。日経平均は61円安です。売り買いともに手控えられるなか、米中間選挙の開票結果を横目で睨みながら、先物に振らされる値の荒い一日でした。前日のNY株高を受け買い先行でスタートしたと一旦マイナスに転じ、共和党優位との見方から前場は270円余り上げて引けていましたが、後場終盤は下院は民主党が過半数を奪取して「ねじれ議会」の見通しが濃厚となったことから値を消す展開です。

模様眺め気分の強い展開続く

 後場終盤になって手じまい売りが出たことから、東証1部の売買代金は概算で3兆1154億円とやや膨らみましたが、中間選挙の結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの思惑もあり、短期的なポジション調整の動きにとどまりました。あすからはFOMC、週末にはSQを控えており、あすも模様眺め気分の強い展開が続きそうですが、決算への反応は悪くなく、小型成長株も個別に物色されており、状況に変化はないでしょう。大引けにかけての失速をさほど気にする必要はないと考えています。

農業総研が上値を伸ばす

 ピックアップ銘柄では通期上振れ期待のタキロンシーアイ(4215)は上げ一服ながら、ハリマ化成G(4410)が底堅く、ジャムコ(7408)や任天堂(7974)、カプコン(9697)は出直り歩調です。短期値幅取り候補では動きの鈍った日本テレホン(9425)を手じまい、後場追撃買いを入れた農業総研(3541)とサインポスト(3996)が上値を伸ばしました。引き続き好業績株と小型成長株で強いトレンドの銘柄を狙っていく方針で、決算内容と株価の反応を確認しながら、候補を取り上げていきます。

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