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米中会談の結果受け大幅続伸
3日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は223円高です。米中会談では中国への追加関税の猶予が決まったことから、時間外取引で米株価指数先物が大幅に上昇、不安心理が後退し主力株中心に買いが広がりました。上海や香港などアジア株が軒並み高に買われたことも安心感を誘い、買戻しを巻き込んで350円近くまで上げ幅を広げる場面がありました。
中小型株の個別物色続く
きょうで7連騰とあって、さすがに後場中ごろからは伸び悩みましたが、下値は限られ予想通りイベント通過で上値を取る動きになりました。期間限定ながら米中貿易摩擦懸念は後退し、短期的な過熱感はあるものの、ファンドの決算売りも一巡したと見られ、年末高を期待していいでしょう。もっとも、東証1部の売買代金は概算で2兆4306億とやや増加したものの、薄商いが続いており、師走相場も中小型株の個別物色になりそうです。
イーソルが最高値
ピックアップ銘柄ではジャムコ(7408)やハリマ化成(4410)、ソースネクスト(4344)、タキロンシーアイ(4215)が一段高に進みました。万博関連の乃村工藝(9716)が高値をとり、三精テクノ(6357)も下げ渋りから反発に転じています。任天堂(7974)も年末商戦への期待が強く切り返しました。短期値幅取り候補ではイーソル(4420)が大幅高で最高値を更新、博展(2173)やオイラ大地(3182)も新値をとっています。引き続き強いトレンドを見せる中小型株の噴き値を狙っていきたいと考えています。
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