短期資金は中小型株へ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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続落も下値は堅い

5日の東京市場は続落、ただしました。日経平均は116円安です。米国株急落を受け、朝方は330円近くまで下落しましたが、売り一巡後は急速に下げ幅を縮めました。前日に500円を超える下げになっていたことから、時間外で米株価指数先物が上昇していることが支えになり、下値では買戻しや押し目買いが入りました。今晩の米株市場が休場で、後場は売り買いとも手控えられ、膠着感が強まりまりましたが、下値は堅い印象です。

気になる為替の動き

ただ、米国株急落の要因は長期金利急低下により、イールドカーブ(長短金利差)が逆転したことで、景気後退への警戒感が強まったことで、日米金利差縮小を受けた為替の動きが気になります。三菱UFJ、三井住友、ずほのメガバンク3が揃って年初来安値を更新するなど、先行きには慎重なならざるを得ない状況で、半導体関連をはじめ輸出株にも手を出しにくい状況になりました。

短期資金は中小型株へ

一方で、マザーズ指数は続落ながら1000ポイントを維持、ジャスダック平均も小幅安にとどまるなど、新興銘柄を中心に中小型株への物色意欲は旺盛です。今晩の米株市場が休場ということもあり、方向感のない展開となりそうですが、全般底堅く推移するようなら、引き続き短期資金は中小型株へ向かうでしょう。個人にとっては動きやすい地合いではないでしょうか。

博展や大日住友が新値

ピックアップ銘柄ではソースネクスト(4344)や乃村工藝(9716)、任天堂(7974)、三精テクノ(6357)が切り返し、ハリマ化成(4410)やタキロンシーアイ(4215)、ジャムコ(7408)も底堅く推移しました幅取り候補では追撃買いを入れた博展(2173)や大日住友(4506)が新値をとり、イーソル(4420)も反発、年末高期待の低位株ではアルメディオ(7859)やKeyHolder(4712)が下値を切り上げています。引き続き強い中小型株で噴き値を狙っていきたいと考えです。




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