下げ止まりを確認【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスク回避の売りに全面安

 10日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は487円安です。米中貿易摩擦への懸念から前週末の米国株式が大幅に下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の売りが広がりました。取引開始前に発表された7~9月期GDP改定値の下方修正や円高・ドル安も重しとなり、東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1927と全体の約92%を占める全面安商状です。ここまで強い動きを見せていた中小型株にも値を崩す銘柄が目立ちました。

中小型個別物色は続く

 ただ、年末に向け中小型で強い銘柄を個別に物色する流れが続くとの見方は変えていません。ピックアップ銘柄ではソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)など当面の下値のフシ目に差し掛かった銘柄が多く、下げ止まりから切り返す動きを確認してから押し目買いを入れたいと思います。

NCS&Aとサンセイがプラス維持

 短期値幅取り候補では追撃買いをいれたNCS&A(9709)と打診買いのサンセイ(6307)は上げ幅を縮めたものの、プラスを維持しており、あす以降に期待していいでしょう。ただ、動きの鈍った銘柄は戻り売りで対処する方針です。また、11日からはピアラ(7044)を皮切りにIPOラッシュとなりますので、セカンダリーで狙う銘柄を選別していく考えです。




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