銘柄絞り込み押し目買い【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
目次

リスク回避の売りに全面安

 10日午前の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は459円安です。米中貿易摩擦への懸念から前週末の米国株式が大幅に下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の売りが広がりました。取引開始前に発表された7~9月期GDP改定値の下方修正や円高・ドル安も重しとなり、東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1951と全体の約93%を占める全面安商状です。マザーズ指数が3.3%を超える下げになるなど、ここまで強い動きを見せていた中小型株にも値を崩す銘柄が目立ちました。

動き鈍った銘柄は戻り売り

 日経平均は2万1000円の攻防で、全般は底割れ回避へ正念場となっていますが、年末に向け中小型で強い銘柄を個別に物色する流れが続くとの見方は変えていません。ただし、中小型株へも換金売りの流れが強まるなか、より強い銘柄に物色対象は絞られてくるでしょう。直近まで買われていた銘柄が下げ止まりから切り返すタイミングで押し目買いを入れる一方、動きの鈍った銘柄は空売りも念頭に置いて戻り売りで対処する方針です。

NCS&Aとサンセイがプラス維持

 ピックアップ銘柄ではハリマ化成(4410)やソースネクスト(4344)が当面の下値のフシに差し掛かっており、あす切り返すようなら追撃買いです。短期値幅取り候補では前場に買いを入れたNCS&A(9709)とサンセイ(6307)は上げ幅を縮めたものの、プラスを維持しており、あす以降に期待していいでしょう。また、11日からはピアラ(7044)を皮切りにIPOラッシュとなりますので、セカンダリーで狙う銘柄を選別していく考えです。




株式情報と相場見通し

限定銘柄情報が満載!「証券市場新聞 公式メールマガジン

高野恭壽の株式情報これでどや!

Pocket

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次