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米中関係改善期待で買い優勢
12日の東京市場は急反発、日経平均は454円高です。前日の米国株は高安まちまちでしたが、ファーウェイ副会長の保釈や中国政府の米国車への関税引下げ検討などが伝わり、米中関係改善への期待感から、買いが優勢になりまた。円の弱含みや時間外の米株価指数先物高、上海株の上昇も支えになっています。マザーズ指数も約3.8%高と急速に切り返しました。
後場上げ幅広げ売買代金も増加
東証1部全体の88%の銘柄が上昇するほぼ全面高商状で、売買代金も概算で2兆7885億円に増えました。米国株など外部環境次第ではありますが、あすは一段高が期待できそうです。先物主導による買戻し主体の動きで、明確な底入れ感のある銘柄が少ないイメージですが、後場上げ幅を広げたことから、中小型で個別に狙える銘柄が増えたと感じています。
最高値うかがうオプティムとログリー
短期値幅取り候補ではオプティム(3694)とログリー(6579)が後場一段高に買われ、最高値をうかがう動きとなりました。引き続き強い銘柄に絞り込んで値幅を狙うつもりですが、噴き値では確実に利益を確定したい考えです。一方、ピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)、乃村工藝(9716)も反発ながら、まだ明確な底入れ感がなく、あすの動きを見極めたうえで、押し目買いの判断をしたいと思います。
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