SQ明けは中小型株を仕切り直し【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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一時上げ幅270円近くに

 13日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は213円高です。前日の欧米株が高く、引き続き米中貿易摩擦懸念後退を手掛かりにした買いが優勢でした。朝高のあと伸び悩む場面はありましたが、113円台半ばまで進んだ円安や時間外の米株価指数先物高、上海株高が支えになり、後場に入ると270円近くまで上げ幅を広げる場面がありました。

中小型に値飛ばす銘柄目立つ

 サンバイオやそーせいなど、時価総額の大きい主力銘柄が反落したことで、マザーズ指数は約3.41ポイント高と小幅高にとどまりましたが、農業総研やうるるなど個別に値を飛ばす銘柄が目立ちました。あすのSQ通過後は海外投資家はクリスマス休暇入りとなり、出来高はさらに細ると考えられます。当面の利益確定売りも出やすい状況ではありますが、年末に向け中小型株を仕切り直すことになりそうです。

くふう、はてなが大幅高

 短期値幅取り候補ではきょう買いを入れたくふう(4399)やはてな(3930)が大幅高、オプティム(3694)、ログリー(6579)は朝高の後、利益確定売りに伸び悩みながら底堅い動きでした。これら強いトレンドの中小型株が年末にかけて一段高に買われるでしょう。一方、ピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)、乃村工藝(9716)は動きが鈍く、押し目買いは見送しました。見切り売りも念頭に置いて、今しばらく値動きを見守りたいと思います。




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