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大幅安で一時年初来安値下回る
20日午前の東京市場は大幅続落、日経平均は356円安です。FOMCの結果を受け米国株が大幅に下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の動きが強まりました。時間外で米株価指数先物が上昇したことから下げ渋る場面はありましたが、上海や香港などアジア株安がマインドを冷やし、390円近くに下げ幅を広げ、一時3月23日に付けた年初来安値を下回りました。東証1部の値下がり銘柄数は1921と全体の9割以上を占める全面安商状です。
シュッピンとブレインPは下げ幅広げる
年末に向け中小型株が仕切り直されると見ていましたが、きょうのところは様子を見守るしかないでしょう。ピックアップ銘柄で前日に強い動きを見せたソースネクスト(4344)は地合い悪に抗しきれず反落。短期値幅取り候補も追撃買いを入れたロジザード(4391)が引けにかけて伸び悩みました。一方で、ショートのシュッピン(3179)とブレインP(3655)は安寄りの後も下げ幅を広げています。
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