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リスクオフ巻き返し続く
８日午前の東京市場は続伸、日経平均は１６０円高です。米中貿易協議の進展期待で米国株が続伸した流れを引き継ぎ、リスクオフの巻き返しが続きました。為替が円安に振れていることも追い風で、上値では戻り売りが出て伸び悩む場面はありましたが、引けにかけては持ち直し底堅い動きを見せています。これまで売り込まれてきた銘柄やセクターが買い戻され、売り込み辛い状況となっており、上値は重いものの、当面は戻り歩調が続きそうな気配です。
上値重いが下値も堅い
世界景気減速懸念後退で海運や石油など市況関連株のほか、自動車や機械など輸出株も見直され、需給整理が一巡した中小型株へも短期資金が向かいました。前日同様、戻り売りに朝高のあと値動きが鈍る銘柄が目立ち、ピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)は続伸ながら上げ幅を縮め、短期値幅取り候補の神戸物産(3038)やＡＣＬＳ(6232)も朝高の後は高値圏で膠着していますが、一方で下値も堅く、翌日以降への持越しを前提に押し目買いで対処したいと思います。
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