中小型株の個別物色【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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円高進み4日ぶり反落

 10日の東京市場は4日ぶりに反落、日経平均は263円安です。前日までの3日間で860円強上昇していた反動で朝方から売りが優勢でした。FOMC議事録を受た米利上げ観測後退で107円台まで円高が進み、時間外の米株先物が下落したことから、一時325円超に下げ幅を広げています。後場からは日銀ETF買い観測に下げ渋りましたが、上値を買う動きはなく膠着感を強めました。

中小型の一角が強含む

 主力株の上値が重くなるなか、円高による採算悪化懸念が売りを助長し、大幅安につながったようです。ただ、ショートカバー主体の自律反発が一巡したことによる上げ一服で、銘柄個々にも値を崩すような下げにはなっていません。このところ人気を集めていた中小型株も利食い優勢でしたが、後場に入って強含む銘柄が散見され、全般底堅く推移するようなら、引き続き中小型株が個別に物色されそうです。

ACSLなど強い銘柄を狙う

 あすは1Q減益で着地したファーストリテと通期減額修正の安川電機への反応を見極めてからということになりますが、すでに株価に織り込まれている可能性が高く、大勢に大きな影響はないと見ています。引き続き、ソースネクスト(4344)などピックアップ銘柄への意押し目買いのタイミングを計る一方、期値幅取り候補は全般相場の流れを見極めつつ、ACSL(6232)をはじめ新値抜けから一段高が期待できる強いトレンドの銘柄を狙っていく考えです。

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