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続落も底堅い
23日の東京市場は続落しました。日経平均は29円安です。世界景気減速懸念や米中協議への期待感後退で前日のNYダウが300ドル超下落したことから、寄り直後に180円超まで下落しましたが、売り一巡後は対ドルでの円が弱含んでいることや時間外取引の米株価指数先物高が支えになり下げ幅を縮めました。プラスに浮上したあとは上値が重く、大引けにかけマイナス圏に押し戻されましたが、底堅い動きではあります。
中小型材料株に資金集中
日銀金融政策決定会合の結果は、物価見通しを引き下げましたが、金融政策は現状維持で全体に与える影響は軽微でした。ETF買い入れの配分にも変更はなく、ファーストリテなど225採用の値嵩株にショートカバーが向かう一方、中小型株への売りが意識され、日経平均に対してTOPIXの下落率が上回っています。ただその中でも材料性のある中小型に資金が集中するかたちで、ストップ高銘柄が続出しています。
クボテックが連続S高
短期値幅取り候補ではクボテック(7709)が前日に続いてストップ高に買われ、アイリック(7325)やAmidA(7671)も値を飛ばしました。3Q決算発表が本格化する来週までは中小型株の個別物色が続くと見ており、引き続き強い銘柄に絞り込んで噴き値を狙っていく方針です。一方、ピックアップ銘柄のハリマ化成(4410)、ソースネクスト(4344)はともに小動きで、切り返しのタイミング待ちです。
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