下値の堅さ確認してから【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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円高重しで売り優勢

 28日の東京市場は反落しました。日経平均は124円安と大引けにかけやや下げ幅を広げています。前週末の米国株式は上昇したものの、円高が重しとなり、終日売りが優勢でした。売り一巡後は下げ渋る場面がありましたが、FOMCや米雇用統計の結果待ちで、3Q決算発表本格化を前に様子見気分が強く、朝方上昇していた上海株が下げに転じたことから、大引けにかけて売り直されました。

中小型物色も資金の逃げ足早い

 東証1部の売買代金は概算で1兆8765億円と薄商いで、今週は海外の重要イベントが多く、模様眺めムードの強い展開が続きそうです。もっとも、下値を売り込む動きななく、全般底堅さが確認できれば、中小型株に資金が向かいやすい状況ではありますが、きょうのマザーズ指数は買い先行で始まったものの、結局は4日ぶりに下落しており、資金の逃げ足が速いことを認識しておくべきでしょう。

リンクとリネットJPを買い持ち

 短期値幅取り候補は後場にマイナスに転じたクボテック(7709)をいったん損失を確定する一方、終日堅調だったリンク(4428)とリネットJP(3556)を買い持ちとしました。一方、ピックアップ銘柄のハリマ化成(4410)、ソースネクスト(4344)は引き続き決算発表日程をにらみながら、押し目買いのタイミングを待ちたいと思います。

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