物色の流れ確認してから【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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後場じり高でプラス浮上

 29日の東京市場は小幅ながら反発しました。日経平均は15円高です。決算発表を受けたキャタピラーやエヌビディアなど主要企業の下落で前日の米国株が安く、109円10銭台まで円が強含んだことや時間外の米株価指数先物安も重しになり、一時240円超に下げ幅を広げました。ただ、売り一巡後は押し目買いに下げ渋り、後場に入ると日銀ETF買い観測がショートカバーを誘い、じり高歩調で引けにかけプラスに浮上しています。

決算への慎重姿勢改めて

 東証1部の売買代金は概算で2兆1157億万円と2兆円大台に乗せましたが、FOMCや米雇用統計の結果待ちで、3Q決算発表本格化を前に様子見気分が強い展開に変わりはありません。米中貿易問題の企業業績への影響から、決算への慎重姿勢が改めて強まっており、主力銘柄には手を出しづらく、引き続き短期資金は中小型材料株に向かいやすいでしょう。
 ただ、引け後に信越化学が好決算を発表しましたが、サンバイオが慢性期脳梗塞を対象にした再生細胞医薬品の臨床試験結果についてネガティブな発表をしたことが気になります。あすは両銘柄の株価の反応と物色の流れを確認してから投資スタンスを決めたいと思います。

順張りで機敏な対応

 短期値幅取り候補ではリンク(4428)を噴き値で利益を確定する一方、リネットJP(3556)を追撃買い、AmidAHD(7671)やACSL(6232)にも買いを入れて様子を見ています。あすも割り切り対処で動きのいい銘柄を順張りで狙うつもりですが、資金の逃げ足は速く、機敏な対応が必要と考えています。ピックアップ銘柄のハリマ化成(4410)、ソースネクスト(4344)は引き続き決算発表日程をにらみながら、押し目買いのタイミングを待ちたいと思います。

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