個別物色は反応上々【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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閑散小動きも底堅い

 19日の東京市場は小幅ながら続伸しました。日経平均は20円高です。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に乏しく、方向感なく売り買いが交錯しました。日銀の黒田総裁が追加緩和の可能性に言及したことから、為替が円安に振れる場面がありましたが、影響は限られています。ただ、前日の急騰の反動で利益確定売りにマイナスに転じる場面もありましたが、下値では買い直され底堅い動きではありました。

日銀は市場機能へも配慮

 東証1部の売買代金は概算で1兆8570億円と閑散商状ながら、中小型株が個別に買われ、値上がり銘柄数が1049と値下りを上回っています。様子見気分が強かった分、あすは今晩の米国株や為替の影響を強く受けそうですが、日銀黒田総裁は金融仲介など市場機能へも配慮する構えを示しており、仮に米国株が反落しても下値を売り込む動きにはならないでしょう。好業績で上振れが期待できる銘柄や材料の出た銘柄への反応は反応は良く、中小型株の個別物色が続くと見ています。

チームスピを噴き値売り

 ピックアップ銘柄はハリマ化成(4410)、アンリツ(6754)、カプコン(9697)は小安いものの、底堅く推移しており、ソースネクスト(4344)は15日安値467円で当面の底が入ったようで、切り返しに転じました。いずれも下値狙いで問題ないでしょう。短期値幅取り候補は大幅高で最高値を更新したチームスピリット(4397)の一部を噴き値で利益を確定する一方、打診買いを入れたサイバーコム(3852)やラクスル(4384)がしっかりです。引き続き好業績上振れ期待銘柄から対象を絞り込んで値幅を狙っていきたいと思います。




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