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個別に物色意欲強い
20日午前の東京市場は3日続伸、日経平均は149円高です。前日の米国株がしっかりで、為替が110円90銭台まで円安に振れたことが支えになりました。朝方に発表された1月の貿易統計では中国向け輸出が落ち込みましたが影響は限られ、上海などアジア株が堅調に推移していることが安心感につながっています。ただ、前場段階で東証1部の売買代金は概算で9976億円にとどまり、上値の買いは手控えられました。ただ、全般下値は堅く、個別に物色意欲の強さを感じさせる展開でした。
ソースネクストが値飛ばす
ピックアップ銘柄ではVRコンテンツ制作ソフト発売を発表したソースネクスト(4344)が値を飛ばし、安値圏離脱の動きを鮮明にしました。ハリマ化成(4410)も底堅く、下値拾いを続けて問題はないでしょう。一方、アンリツ(6754)とカプコン(9697)は伸び悩みから5日線を割り込んでおり、一旦ポジションを閉じて様子を見ることにしました。短期値幅取り候補は高値圏で値動きが鈍り始めたチームスピリット(4397)やサイバーコム(3852)ラクスル(4384)の利益を確定しています。後場からは動きがよくなってきた新しい銘柄に乗せ換えていく考えです。
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