短期資金は新興バイオ株へ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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反落も底堅い

 21日午前の東京市場は反落、日経平均は28円安です。前日の米国株は続伸しましたが、前日まで3営業日で530円近く上昇しており、一部指標が過熱感を示していたことから、利益確定売りに押されました。ただ、下値では買い直され、引けにかけて下げ幅を縮める底堅い動きです。前場段階の東証1部売買代金が概算で1兆0694億円と薄商いが続くなか、短期資金は遺伝子薬承認報道を受け、新興市場のバイオ関連連株に向かいました。

リネットJPが新値

 ピックアップ銘柄のソースネクスト(4344)は実質減配ながら小幅だったことで影響はなく、前日の急伸後もしっかりで推移しました。ハリマ化成(4410)も底堅く、引き続き下値拾いでいいでしょう。アンリツ(6754)とカプコン(9697)も下げ渋っており、切り返しのタイミングを待ちたいと思います。一方、短期値幅取り候補は追撃買いを入れたリネットJP(3556)が新値を取り、リーダー電子(6867)も堅調で、前場中ごろから強い動きを見せたチームスピリット(4397)を買い直しました。ベルトラ(7048)は上げ一服であすまで様子を見ることにします。




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