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適度なスピード調整
22日午前の東京市場は反落、日経平均は89円安です。前日まで経済指標が市場予想に届かず前日の米国株式が下落した流れを引き継ぎ、利益確定売りが優勢でした。ただ、前場段階の東証1部売買代金は概算で9046億円と薄商いながら、ショートカバーに下値は堅く、前日までの4営業日で560円超上昇していたことから、適度なスピード調整といったところでしょう。一方でアンジェスが前日に続いて一時ストップ高に買われたほか、今年初のIPOとなる識学もカイ気配を切り上げるなど、中小型株が個別に人気を集めています。
アンリツが切り返す
ピックアップ銘柄ではソースネクスト(4344)やハリマ化成(4410)は週末要因もあって反落しましたが、アンリツ(6754)は5G関連の米キーサイトの好決算発表を受けた連想買いに切り返しました。いずれも押し目買い継続です。一方、短期値幅取り候補は追撃買いを入れたリネットJP(3556)やアイリック(7325)が新値を取り、打診買いのACSL(6232)も堅調、ただ、チームスピリット(4397)は利益確定売りに急反落しており、後場の値動き次第ではいったん損益を確定したい考えです。
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