物色の流れに変化ない【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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5日ぶりに反発

 11日の東京市場は5日ぶりに反発しました。日経平均は99円高です。前週末まで4日続落し、大幅に水準を切り下げた反動とNY株は続落ながら引けにかけて急速に値を戻したことから、自律反発狙いの買いや買戻しが優勢でした。東証1部の売買代金は概算で1兆8418億円と低調で、買い一巡後は一時下げに転じる場面はありましたが、上海株が堅調に推移したことで、プラスを維持して引けています。

下値売り込む状況でない

 前週末までの下げに対して2ケタの反発では物足りなさは否めませんが、2万1000円割れ水準では買戻しが入ってきます。2月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが予想を大幅に下回りましたが、失業率が改善し賃金の上昇はコンセンサスを上回るなど、米経済に対する悲観的な見方は和らいでおり、空売り比率が50%をこう得てきた状況から、さらに下値を売り込む動きにはならないでしょう。

サニーサイドやAmidAを買い直し

 5G関連やバイオ、IPO関連など中小型材料株主体の物色の流れにも変化はなさそうです。前場にピックアップ銘柄のイボキン(5699)やアンリツ(6754)などを残し、利食い、損切を含めてほとんどの銘柄の損益を確定しましたが、後場からサニーサイド(2180)やAmidA(7671)など強い銘柄を買い直しました。

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