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日銀ガイダンス受け上げ幅拡大
25日の東京市場は反発しました。日経平均は107円高で引け、年初来高値を更新しています。前日の米国株が下落したことで小安く寄り付きましたが、円の弱含みをフォローに上げに転じ、日銀のフォワードガイダンスを受けて上げ幅を広げました。金融緩和政策について「当分の間」から「20年春ごろまで」続けると期限を明確化したことから安心感が広がりました。
収益、株価は米中通商交渉次第
前日に大幅減益予想を発表したファナックが一時プラス圏に浮上するなど、売り込む動きにならなかったこともポジティブ視されました。収益悪化は事前に観測されており、慎重な見通しでもあることから、今後の米中通商交渉次第で、収益と株価の評価が変わってくるということでしょう。きょう引け後に決算を発表したアンリツ(6754)は前期営業利益2.3倍と利益が急拡大しましたが、今期は先行投資負担を理由に2ケタ超の減益を予想しました。5G関連銘柄の今後を占ううえで、あすの株価の反応を見守りたいと思います。
利益確定を優先
短期値幅取り候補でカオナビ(4435)とファイバーG(9450)を高値圏で利食うなど、10連休を控えていることから利益確定を優先しました。中長期方針のピックアップ銘柄のバイオのメディシノバ(4875)や好業績のイボキン(5699)、医療関連の日ホスピス(7061)などは連休またぎで買い持ちとする考えです。ただ、あす噴き値局面があるようならいったん利益を確定したいと考えています。
by 株価チャート「ストチャ」
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