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一時下げ幅は400円超
8日の東京市場は大幅続落、日経平均は一時下げ幅を400円超にまで広げて321円13銭安の2万1602.59円で引けました。
米中通商協議への警戒感から前日の米株市場でダウ平均が470ドル超下落、為替が109円台の円高に振れ、アジア株が総じて軟調に推移し、中国税関総署が発表した4月の貿易統計で、輸出が前年同月比2.7%減と、予想の2.3%増に反して減少したこともネガティブ材料視されたようです。
チームスピと日ホスピスは値を保つ
10日のオプションSQを控えて先物主導での仕掛け的な売りも指数の下落を主導したようです。ただ、内需ディフェンシブセクターの中小型株と決算を手掛かりにした個別物色は続いています。全般は10日の米中通商協議の結果待ちですが、森より木を見る戦略は継続です。中長期方針のピックアップ銘柄として紹介していますチームスピ(4397)と日ホスピス(7061)は大幅高で最高値を更新、利益確定売りはあるものの、後場も値を保っていました。
カプコンは50日線近辺を維持するか?
以前紹介のカプコン(9697)は2287円まで売らた後に戻して2375円で引けました。20年3月期は減収増益予想ですが、これはパッケージ販売からダウンロード販売販売比率シフトによる1本あたりの利益率向上によるものです。純利益で3期連続の最高益を狙う方針で、潤沢な内部留保の使途も注目されます。50日線近辺を維持するなら一考の要です。
by 株価チャート「ストチャ」
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