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トランプ大統領の更なる関税指示の影響注視
10連休明けの5月第2週は波乱となりました。トランプ大統領のツイートが引き金となり、米中貿易摩擦懸念の再燃でリスク回避の動きとなり、9日のニューヨーク市場でダウが一時400ドル超の大幅下落となった局面では、一転してポジティブなツイートを発信したことで買い戻しの動きとなり、その地合いを10日の東京市場も引き継ぐ動きとなりました。為替や先物の動きに振り回され買い一巡後は再び値を消すなど値の荒い動きとなっています。週末のニューヨーク市場はダウで114ドル高で引けていますが、その後、トランプ大統領がまだ関税を上乗せしていない3000億ドル分にも関税を上乗せする手続きを指示しており、週明けは、これを受けて東京市場がどう反応するか注視です。
マーケットが落ち着いた場面を待つ
内容はどうであれ、米中協議については完全決着には時間を要しますので、国内外のマーケットが落ち着いた場面を待って、銘柄選別を行いたいと思います。中長期方針のピックアップ銘柄では日ホスピス(7061)が最高値更新と気を吐いており、短期値幅取り候補ではカオナビ(4435)が大幅高です。内需ディフェンシブやバイオ株などのリバウンド狙いはもう少し様子見です。
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